都心で暮らしてみたら

都心で暮らしてみると、遊びに来るだけじゃわからない魅力に出逢います。不便だったり、緑が少なかったり、実際はどうなのか?恵比寿に4年、その後白金エリアに移り住んだ筆者の話。

妊婦になって気をつけても遅かった!妊娠中に悩まされた、トキソプラズマの体験談

トキソプラズマの検査で引っかかって、大変な思いをした話

今ベビーを授かっているのですが、今少し話題になっているトキソプラズマのことについて、妊婦の私の体験を記録しておきます。

トキソプラズマの検査に引っかかった不安な思いをしている妊婦さんや、知らずに生肉を食べて不安になってしまった妊婦さんなど、参考にしてもらえればと思います。

専門的なことは、今日本一のトキソプラズマ専門家と言われている、小島俊行先生の書かれていることが一番信頼できるでしょう。体験したことだけ記録します。

妊娠に気がついてからは、生肉を食べないようにしていた

トキソプラズマは加熱が不十分な肉や、猫の糞、土いじり等から感染し、感染しても症状が出ないことがほとんどだそうです。

妊婦になってから、「食べてはいけないものが妊婦は多すぎるな・・・」と思いながらも、生肉は食べないように気をつけていました。後に可能性は低いと言われたけれど、結婚式でミディアムレアのステーキを食べていたことはありました。他にも気が付かなけど実は調理した肉が若干生だった等の可能性は捨てきれません。動物は飼っていないし、しばらくガーデニング等もしていない。妊娠してからトキソプラズマに感染するようなことをした記憶はありませんでした。

妊娠10週に行った血液検査に引っ掛かる

トキソプラズマ抗体の検査は、行う婦人科とそうでないところがあるようです。たまたまはじめに行う血液検査の項目に、トキソプラズマの検査が含まれていました。検査結果を聞いた時に、はじめてトキソプラズマの抗体値が高いことを知りました。はじめに行ったのは、トキソプラズマIgGの検査、その後再検査でトキソプラズマIgMの検査も行いました。医師からは「偽陽性の場合が多いからあまり心配しなくて良い」と言われたのですが、再検査のIgMの検査も陽性。

生ハムやレアのお肉が昔から大好きで、さんざん食べていたので、感染するなら今じゃなく、過去だろうと思っていました。トキソプラズマは妊婦が感染することが問題であって、過去に感染して抗体を持っているのは逆に良いことだそう。でも感染したのが妊娠中なのか、過去なのかはわかりません。

日本一のトキソプラズマ専門家と言われている、小島俊行先生を紹介されました。都内に住んでいますが、小島先生のいらっしゃる埼玉のミューズレディスクリニックへ、さらに検査を受けに行きました。その時つわりがすごくつらい時期。長時間の移動がかなりしんどかったです。けれど、まだ行ける距離に小島先生がいらしたことが幸いでした。

小島先生のところで、トキソプラズマ再々検査

小島先生のところでは、トキソプラズマの感染時期を調べるトキソプラズマIgGアビディティ検査を受けることができます。小島先生から過去にどんな生肉をいつ食べたか等詳しく問診があり、じっくりと話を聞けました。でもカウンセリングもIgGアビディティ検査も、保険適応外で3万円ほどかかりました。検査結果が出るまで不安であれば、薬を処方してもらえるということでしたが、問診の内容だと可能性は低いと言われたので、処方してもらいませんでした。

後日、検査結果を集団説明会という形で聞くことができました。夫婦で来てる方々も多く10組くらいが集まり、個々に検査結果と資料を渡され、話を聞きました。同じ資料を検査結果により斜線などでアレンジされた資料で、専門的で理解が難しいものでした。後々話を聞くうちに、自分の結果が要は過去の感染であると特定できなかったものであることに気が付きます。

説明会の後、問題のある人だけ残されていました。残念ながら私は居残り組。

私は検査結果によると、検査から9ヶ月以内の感染の可能性が高く、妊娠中の感染が否定できないということでした。赤ちゃんになにかある可能性は、0.3%以下で低いものです。その可能性を0.04%に下げるためにアセチルスピラマイシンという薬を、出産までずっと飲み続ける。このアセチルスピラマイシンの服用について、小島先生は私の判断で良いとのこと。この薬、保険適応外なので1万円/月くらいかかるわけです。梅毒の人等も飲む薬だそうで、昔から飲まれているから安心ではあるとのこと。薬を飲まなかったことを後で後悔するよりは、飲んだほうが良いかと考え一旦処方をしてもらいました。

思わぬアセチルスピラマイシンの副作用

1日4回・4錠飲みはじめるわけですが、この時妊娠5ヶ月。つらいつわりが終わり始め、安定期に入る頃でした。毎日出産まで薬を飲み続けるのは、思っていたより辛いもの。胃腸を除菌するような抗生物質だそうで、少し胃が重くなるような副作用があると言われていましたが、実際飲んでみると私にとっては、つわりが戻ってきたような不快感がありました。

赤ちゃんに何かある可能性は、薬を飲まなくても0.3%で低いのに不快な思いをして出産まで薬を飲み続けるより、薬を飲まずに過ごしたほうがストレスが少なく赤ちゃんにも良いのではないかと思いました。小島先生も、薬の服用は勧めるわけではないとおっしゃっていたのです。ちょうどその頃、お母さんの腸内の良い菌が赤ちゃんに届けられる、アレルギーが起きにくくなる等、書籍で読んでおり、抗生物質によって良い菌も殺されてしまうことに抵抗がありました。

薬の服用はやめようと思いました。直接話しはできませんが、小島先生に薬をやめても良いか確認しやめようとしたのですが、産院の先生に薬を飲みなさいと、勝手にまた処方されました。

薬を飲まないのは、赤ちゃんのことを考えていないと言われているようで、辛くなりました。トキソプラズマに妊娠中に感染したかどうかわからないのに、よくわかってない医師に抗生物質を処方された。アビディティ検査についても、資料を見た理系の主人によると被験者の数が少なくよくわからないと。なんだかもう色々嫌になって、薬を飲むしかないという気持ちになりました。

小島先生に薬の量を減らせないか、受付の人を通じてですが電話で再度相談し、アセチルスピラマイシンを1回4錠から3錠に減らし、胃を保護する薬を処方してもらうようアドバイスいただきました。

その後、アセチルスピラマイシンに加え、胃腸を保護する薬、抗生物質に死なないビオフェルミン、薬の影響で便秘もひどいので酸化マグネシウムを服用しています。相変わらず気持ち悪さはありますが、すこし良くなりました。

妊娠を考えたら、トキソプラズマの検査をしておくべき

風疹の抗体検査のように、妊娠前にトキソプラズマ抗体検査を受けていれば、大変な思いや、不要かもしれない抗生物質の服用もしなくて済んだかもしれない。でも、妊娠前のトキソプラズマ検査なんて、誰も教えてくれません。色々と保険適応外なのもなんとかならないかと思います。

トキソプラズマの抗体があっても、妊娠中の生肉は再感染?の恐れがあるそうで禁止されています。出産したら、レアのお肉食べたいです。

もうすぐ妊娠7ヶ月。何よりも、無事に健康な赤ちゃんが生まれてきてくれることが一番です。

妊婦であってもあまり色々神経質になりすぎると良くないとも言いますが、何かあったときのことを考えると気をつけておいたほうが自分が楽だと思います。

色々な価値観ありますが、妊婦さんは生肉気をつけてくださいね。